ヴァンダービルト大学総長 招聘シンポジウム
基本情報
| 区分 | 講演会等 |
|---|---|
| 対象者 | 社会人・一般 |
| 開催日(開催期間) | 2026年10月7日 16時 — 17時30分 |
| 開催場所 | 駒場地区 |
| 会場 | 駒場IIキャンパスENEOSホール(先端科学技術センター3号館南棟1階)![]() |
| 定員 | 172名 |
| 参加費 |
無料
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| 申込方法 | 要事前申込
Googleフォームより申込み受付 https://forms.gle/t3J74UEjbGXUsNRu5
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| 申込受付期間 | 2026年9月11日 — 2026年10月6日 |
| お問い合わせ先 | 井形彬特任講師 |
本シンポジウムは、日英同時通訳付きで実施いたします。
東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)経済安全保障インテリジェンス分野(ESIL)は、ヴァンダービルト大学総長ダニエル・ディアマイヤー(Dr. Daniel Diermeier)氏を迎え、以下の公開シンポジウムを開催いたします。
経済・技術競争の時代における国家安全保障:
変容する大学の役割とイノベーションの未来
地政学的競争が激しさを増し、人工知能(AI)、バイオテクノロジー、量子科学をはじめとする重要・新興技術の進展が国際環境を大きく変える中、国家安全保障が対象とする領域は、従来の防衛にとどまらず、経済安全保障、技術競争力、強靱なサプライチェーン、情報の健全性、さらには研究・イノベーションの安全確保へと広がっています。こうした変化は同時に、21世紀の戦略的課題に向き合う上で、「大学はどのような役割を果たすべきなのか」という、より根本的な問いを投げかけています。
ヴァンダービルト大学は、この課題に対して特に注目すべき取り組みを進めています。ディアマイヤー総長の下、同大学は2024年に「ヴァンダービルト国家安全保障研究所(Vanderbilt Institute of National Security)」を設立し、米国家安全保障局(NSA)長官および米サイバー軍司令官を務めたポール・ナカソネ元陸軍大将を初代所長に迎えました。設立からわずか2年の間に、国家安全保障に関する教育、研究、政策への関与を急速に拡大し、国際関係に加えて、工学、コンピューティング、データサイエンス、新興技術など幅広い分野の知見を結集しています。学術研究と実務をつなぎ、大学、政府、産業界をはじめとする多様な関係者を結び付けることで、従来の学問分野や組織の境界を越えて広がる安全保障上の課題に対応しようとしています。
一方、ディアマイヤー総長は、大学そのものも社会・経済環境の変化に適応していかなければならないと主張してきました。政治制度、企業と政治の関係、危機管理・レピュテーションマネジメントなどを研究してきた政治学者・経営学者として、喫緊のグローバル課題に対応するために必要なイノベーションのスピードを維持しつつ、大学が自らの使命をより明確にすることで、社会からの信頼を取り戻すことの重要性を訴えています。ヴァンダービルト大学ではその一環として、分野やセクターを越えた新たな連携に加え、テクノロジー、金融、イノベーションの主要拠点と結び付く複数のキャンパスを展開する戦略も進めています。こうした取り組みは、大学が開放性と国際的なつながりを維持しながら、研究を守り、社会からの信頼を再構築し、国家の競争力と安全保障により直接的に貢献するにはどうすべきかという重要な問いを提起しています。
本シンポジウムでは、ディアマイヤー総長と東京大学先端科学技術研究センターの井形彬との対談を通じて、ヴァンダービルト大学の取り組みが日本にどのような示唆をもたらすのかを考えます。大学が経済安全保障や国家安全保障にどのように貢献できるのか、開かれた研究や国際協力と高まりつつある研究セキュリティ上の懸念をいかに両立させるのか、そして大学・政府・産業界・市民社会の新たな連携を通じて、社会からの信頼を維持しながらイノベーションを加速させるためには何が必要なのかを議論します。さらに、研究、教育、新興技術の各分野における日米協力のさらなる可能性や、長期化する経済・技術競争の時代を乗り越えるために必要な制度と人材をどのように育てていくべきかについても検討します。
ダニエル・ディアマイヤー(Dr. Daniel Diermeier)
ディアマイヤー氏は、2020年よりヴァンダービルト大学総長を務める。国際的に高い評価を受ける政治学者・経営学者であり、ヴァンダービルト国家安全保障研究所(Vanderbilt Institute of National Security)の設立をはじめ、同大学における意欲的な拡大戦略を牽引。高等教育のあり方をめぐる有力な論客としても知られ、大学が中立性、卓越性、自由な言論を尊重すべきであると提唱するとともに、大学を国家安全保障、競争力、経済的繁栄を支える重要なイノベーションの担い手として位置付けている。総長職に加え、オーウェン経営大学院のユニバーシティ・ディスティングイッシュト・プロフェッサー、および政治学部のディスティングイッシュト・ユニバーシティ・プロフェッサーを兼任。これまで、スタンフォード大学経営大学院、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院、シカゴ大学で教鞭を執り、シカゴ大学ハリス公共政策大学院長をはじめとする指導的役職を歴任。
井形彬(東京大学先端科学技術研究センター 特任講師)
当日は質疑応答の時間も十分に設けております。
皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。
- 当日は危険物の持ち込みや会場内での飲食等が制限されます。ご来場された参加者の皆様におかれましては運営委員の指示に従っていただきます。ご了承ください。
- 当日は受付でご本人確認をいたします。必ず写真付きの身分証(学生証,運転免許証など)をご持参のうえお越しください。セキュリティの関係上、ご本人様確認ができない場合にはご入場をお断りさせていただく可能性があります。
使用言語:英語(日英同時通訳あり)


