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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相が特別講演 「AI時代の人間性」を問う

掲載日:2026年6月18日

2026年6月9日(火)、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相が本学本郷キャンパスを訪問されました。伊藤国際学術研究センターにおいて、「Humanity in a Human-Machine Civilisation」と題した特別講演が満員の聴衆の中で行われ、本学学生、本学招待者、マレーシア大使館招待者など約400名が熱心に耳を傾けました。

当日は講演に先立ち、アンワル首相は藤井総長と面会し、本学から林香里理事・副学長、矢口祐人副学長、先端科学技術研究センター 杉山正和所長、池内恵教授らが同席しました。



講演会は、矢口副学長の司会のもと、冒頭、藤井総長が歓迎の挨拶に立ち、日本とマレーシアの長年の友好関係に触れるとともに、技術革新を「公共善(Public Good)」につなげる大学の使命を強調しました。

 

続いて登壇したアンワル首相は、AIがもたらす生産性の向上を認めつつも、「真に重要なのは、人間が判断力や責任感、思いやりといった価値を維持できるかである」と語りました。また、教育機関には知識の伝達だけでなく、共感や誠実さといった「人間的価値」を育む役割が求められていると強く訴え、AIが人類を導くのではなく、人類がAIを賢明に導くべきであるという言葉で講演を締めくくりました。



講演後のQ&Aセッションでは、林理事・副学長がモデレーターを務めました。会場からは、AI開発における国際協力や、マレーシアの国際的な役割について等、多様な質問が寄せられました。アンワル首相は、自身の経験を交えながら質問者一人ひとりの問いに丁寧に答え、次世代を担う若者たちへエールを送りました。


最後に記念写真撮影が行われ、講演は盛会のうちに終了しました。


今回の訪問を機に、先端科学技術研究センターとマレーシア国際イスラム大学(IIUM)との協力も新たに示されるなど、本学とマレーシアの絆がさらに深まる機会となりました。

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【開催概要】
* 日時:2026年6月9日(火) 10:30~11:30
* 場所:東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
* 登壇者:アンワル・イブラヒム マレーシア首相
* 本学登壇者:藤井輝夫 総長、林香里 理事・副学長、矢口祐人 副学長
* テーマ:「Humanity in a Human-Machine Civilisation」
* 参加者:東京大学学生・教職員、東京大学招待者、マレーシア大使館招待者、メディア、実施関係者など約400名

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