東葛テクノプラザにて夏休み科学教室 2026を開催 作って知ろう!イカの秘密 ~仕組みから考えるイカの摂餌行動~
大気海洋研究所は2026年8月7日(金)に東葛テクノプラザ (所在地:千葉県柏市)が主催する「夏休み科学教室 2026」の企画として体験型ワークショップを実施しました。本催事は未来のものづくりを担う子どもたちに産業と科学技術について学んでもらうことを目的としており、柏市の後援のもと柏キャンパスとして協力しています。
本年度、大気海洋研究所は「作って知ろう!イカの秘密 ~仕組みから考えるイカの摂餌行動~」と題し、近年、漁獲量の減少が大きな話題となっているイカを題材にした企画を実施しました。イカ類はわずか1年で急速に成長しますが、それを可能とする摂餌メカニズムや特徴的な体のつくりについて、小学生が親子で学べるイベントの開催を目指しました。イベントでは、大気海洋研究所で行なっているイカ類の体サイズ依存の生存戦略に関する最新の研究成果をふまえ、摂餌行動や体の仕組みに関する講義に加えて、大気海洋研究所オリジナルのイカ摂餌体験キットの製作や吸盤の解剖実験を行いました。参加者が楽しみながら学べるような構成とし、当日は17組34名が参加しました。参加者は、海の中でイカ類がどのようにエサを捕まえ、食べて成長しているのかについて学ぶ機会を得ました。
本イベントを通じて、子供たちは海洋生物の不思議について学び、海洋の未来について考えるきっかけとなることで、オーシャンリテラシーの向上が期待されます。また、イベントの最後には、東葛テクノプラザに設置されている産業分野でも利用される走査型電子顕微鏡などを用いて吸盤を観察することで、産業と科学技術を身近に感じてもらう機会になりました。参加者からは、「吸盤の仕組みが面白かった」「学びと興味のきっかけになり、とても良い体験となった」といった感想が寄せられ、好評のうちに終了しました。今後も地域と連携しながら、大気海洋研究所の知見を生かしたオーシャンリテラシーの普及に貢献してまいります。
実施概要
- 開催日時:2026年8月7日(金) 13:30-16:00
- 開催場所:東葛テクノプラザ
- 主催:千葉県産業振興センター、東葛テクノプラザ
- 共催:東葛テクノ会
- 協力:株式会社GRIPS、東京大学 大気海洋研究所
- 後援:柏市






講師
大気海洋研究所 共同利用共同研究推進センター 陸上研究推進グループ 小川展弘、羽山和美
配布物
- ・Ocean Breeze別冊「うみそら」 6号, 7号
- ・大気海洋研究所 リーフレット


